数学序説
読み継がれて半世紀、数学入門の大定番教養としての数学を身に付ける
数学は嫌いだ、苦手だという人のために。幅広いトピックを歴史に沿って解説。刊行から半世紀以上にわたり読み継がれてきた数学入門のロングセラー。
数学を“教養”として身に付けたい。苦手意識はあるけれど、理解する喜びを味わってみたい―。そんな世間一般の期待に応え、半世紀以上にわたり愛読されてきたロングセラー。ユークリッド幾何の体系、微積分の概念、数学の基礎づけ、確率・統計などの重要なトピックについて、歴史的背景を辿りながら解説。叙述は丁寧そのもので、紙と鉛筆は必要なし!文章をじっくり追うことで、おのずと数学への理解が深まってゆく。『零の発見』と双璧を成す数学入門の古典的名著。
1 幾何学的精神―パスカルとエウクレイデス
2 光は東方より―代数学の誕生
3 描かれた数―デカルトの幾何学
4 接線を描く―微分法と極限の概念
5 拡がりを測る―面積と積分法の概念
6 数学とは何か―ヒルベルトの公理主義
7 脱皮した代数学―群、環、体
8 直線を切る―実数の概念と無限の学の形成
9 数学の基礎づけ―無限の学の破綻と証明論の発生
10 偶然を処理する―確率と統計
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