亀井孝
( かめい・たかし )1912-1995年。東京生まれ。国語学者・言語学者。一橋大学名誉教授。1935年、東京帝国大学文学部卒業。日本語の音韻史およびを文字史の理論的研究に業績を残した。著書に、『亀井孝論文集』(全6巻、吉川弘文館)、『お馬ひんひん』(小出昌洋編、朝日選書)、『日本語の歴史』(共編、全8巻、平凡社)、『言語学大辞典』(共編、全6巻、三省堂)などがある。
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傑出した国語学者・言語学者であった著者による古典文法の概説書。文法がどのような組織を持っているか総体として受けとめ、たんに作品解釈のためだけではなく、それ自体、教養として学ぶことを提唱する。大きく「文」「語」「付属語」「表現」に分けて解説。
第1章 文語文法(文語
文語文
解釈文法)
第2章 文(言語行動
文の種類
文と文節
文の組立)
第3章 語(文法上の単位
自立語
用言)
第4章 付属語(自立語と付属語
助詞と助動詞
助詞の用法
助動詞の用法)
第5章 日本語の表現(敬語法
表現と論理)
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