人間とはなにか 下 ─脳が明かす「人間らしさ」の起源

マイケル・S・ガザニガ 著 , 柴田 裕之 翻訳

人間の脳はほかの動物の脳といったい何が違うのか? 社会性、道徳、情動、芸術など多方面から「人間らしさ」の根源を問う。ガザニガ渾身の大著!

人間とはなにか 下 ─脳が明かす「人間らしさ」の起源
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,430円(税込)
  • Cコード:0145
  • 整理番号:カ-47-2
  • 刊行日: 2018/03/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:368
  • ISBN:978-4-480-09852-8
  • JANコード:9784480098528
マイケル・S・ガザニガ
マイケル・S・ガザニガ

ガザニガ、マイケル・S

1939年生まれ。カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授(心理学)。同大学「SAGE心の研究センター」所長。カリフォルニア工科大学でロジャー・スペリーの指導を受け、心理生物学のPh.D.を取得。分離脳や右脳/左脳の研究で知られる認知神経科学の世界的権威。おもな著書に、『社会的脳』『脳のなかの倫理』『〈わたし〉はどこにあるのか』などがある。

柴田 裕之
柴田 裕之

シバタ ヤスシ

翻訳家。早稲田大学、Earlham College(米国)卒業。おもな訳書に、ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』、フランス・ドゥ・ヴァール『動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか』、マット・リドレー『繁栄』(共訳)などがある。

この本の内容

私たち人間の本質とその起源について、現代科学はどこまで明らかにすることができたのか。脳神経科学のみならず、遺伝学、実験心理学、動物行動学など幅広い学問領域の最先端の研究成果を武器に、その根源に迫るスリリングな試み。下巻では、芸術の誕生や意識の発生について検討し、人間と動物の本質的な相違について総括する。さらに、サイボーグ化、人工知能や遺伝子操作といった人類の未来についても、認知神経科学者ならではの鋭い洞察が展開される。スティーブン・ピンカー、V.S.ラマチャンドランらが激賞した、脳科学研究のトップランナー、ガザニガの集大成とも言うべき圧巻の大著。

この本の目次

第3部 人間であることの栄光(芸術の本能
誰もが二元論者のように振る舞う
意識はどのように生まれるか?)
第4部 現在の制約を超えて(肉体など必要か?)

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