シリーズ親鸞4巻 親鸞の仏道 ─『教行信証』の世界
値遇のよろこび。
親鸞が、自らの宗教的信念の核心を余すところなく著わした『教行信証』。真宗の世界を綿密に構造化した、原理的にして難解な書を、現代に生きる人びとの存在を見据えつつ説く。
『教行信証』は、一般には法然の教えを奉じた親鸞が、浄土真宗興起のために思索に思索を重ねて築き上げた整然たる教義の体系であると思われているが、その底に流れるものは、「誓願一仏乗」の仏道に至りついた親鸞の謝念にみちた信仰的情熱と、揺るぎない信念の叫びの表白である。本巻では怜悧な教義上の分析に傾かず、その親鸞の肉声へと読者をいざなう。
第1章 「後序」に学ぶ(親鸞の時代認識
『教行信証』製作の事由
よき人との出遇い ほか)
第2章 「教巻」に学ぶ(浄土真宗の大綱
二種の回向
真実の教え ほか)
第3章 「行巻」に学ぶ(本願の名号
浄土の開示
浄土をもった人生 ほか)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可