シリーズ親鸞6巻 親鸞の伝記 ─『御伝鈔』の世界
伝承をたずねて。
自らについてほとんど語らなかった親鸞の生涯を、のちに曾孫の覚如が『親鸞伝絵』にまとめた。この伝記成立の背景を探り、他の伝承を参観しつつ親鸞像を浮かび上がらせる。
親鸞の最期を看取り大谷廟堂の礎を築いた娘覚信尼の孫である覚如が、父覚恵とともに関東に赴いて収集した親鸞の事績と伝承を採り入れて完成させた『親鸞伝絵』。初稿本は戦乱のうちに亡失したが、それに基づいて作制された現存の異本の考証と、各地に残る伝承の分析を通じて、歴史上の親鸞の実像に迫る。
第1章 『親鸞伝絵』の成立と背景
第2章 親鸞の俗姓
第3章 比叡山・吉水時代の親鸞
第4章 承元の法難
第5章 越後の親鸞
第6章 関東の親鸞
第7章 親鸞の帰洛
第8章 親鸞の示寂
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