新版 自然界における左と右 下

マーティン・ガードナー 著 , 坪井 忠二 翻訳 , 藤井 昭彦 翻訳 , 小島 弘 翻訳

左右の区別を巡る旅は続く――下巻では、パリティの法則の破れ、反物質、時間の可逆性等が取り上げられ、壮大な宇宙論が展開される。解説 若島正

新版 自然界における左と右 下
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,595円(税込)
  • Cコード:0140
  • 整理番号:カ-50-2
  • 刊行日: 2021/01/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:416
  • ISBN:978-4-480-51017-4
  • JANコード:9784480510174

この本の内容

「自然は究極的には左右対称である」―ずっとそう思われていたところに、驚愕の実験結果が現れる。コバルト60の原子核から出る電子の数は、一方の極から出るものが他方より多かったのだ。左右対称が破れた!左右の区別をめぐる考察は、さらに深まって宇宙と時間、究極の物質への問いへと展開する。非対称性は左と右(空間)だけではなく過去と未来(時間)にも存在するのか。この宇宙が誕生するとき、はじめに何が起こったのか。旅は、反物質や超ひも理論、多元宇宙論にまで至って壮大な光景を垣間見せる。

この本の目次

パリティ
反粒子
パリティの破れ
ニュートリノ
スプリット君
時間不変性の破れ
反物質
単極子
時間の矢
エントロピー
時間の反転した世界
時間反転下の人と粒子
初期の物質の理論
スピン
オーパーストリング

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可