何のための「教養」か
単なる“飾り”か、それとも“命綱”か。教養の力で人びとの合意形成を図る「地を這う哲学者」が斬り込む。すぐれた選択を導く知、思慮深さとはどういうもの?
「教養とは何か」「教養を身につけるとはどういうことか」古今東西繰り返されてきた問いに、教養の力で人々の合意形成を図ってきた“地を這う哲学者”が真正面から取り組む。すぐれた選択を導く知、思慮深さとは何か、考えてみよう。
第1章 教養とはなにか
第2章 「コスモス」との遭遇
第3章 よみがえる教養
第4章 ソフィアとフロネーシス
第5章 風景へのまなざし
第6章 実践のなかで
第7章 教養の磨き方
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