はじめての三国志 ─時代の変革者・曹操から読みとく

渡邉 義浩

劉備、孔明率いる蜀が中心に語られる三国志。しかし、時代に多大な影響を与えたのは、彼らではなく曹操だ。彼を中心に読みとけば、新たな歴史の一面が見えてくる。

はじめての三国志 ─時代の変革者・曹操から読みとく
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 858円(税込)
  • Cコード:0222
  • 整理番号:337
  • 刊行日: 2019/11/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:176
  • ISBN:978-4-480-68362-5
  • JANコード:9784480683625
渡邉 義浩
渡邉 義浩

ワタナベ ヨシヒロ

一九六二年東京生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了。文学博士。現在、大東文化大学文学部教授。専門は中国古代史。三国志学会事務局長。後漢国家と儒教の関わりや『後漢書』の翻訳などに取り組む一方で、「三国志」についての一般的解説、啓蒙活動も積極的に行う。編著書に『後漢国家の支配と儒教』(雄山閣出版)『三國政権の構造と「名士」』(汲古書院)『全譯後漢書』(汲古書院)『諸葛亮孔明 その虚像と実像』(新人物往来社)『儒教と中国「二千年の正統思想」の起源』(講談社選書メチエ)『三国志』(中公新書)など。

この本の内容

三国志のなかでも人気があるのは、劉備、孔明率いる蜀であることは間違いない。しかし、歴史をつぶさにみていくと、後の時代に多大な影響を与えたのは、彼らではなく、魏の曹操なのだ。曹操はどのようにして時代を切り開いていったのか。新たな三国志の一面に光をあてる。

この本の目次

第1章 志を立てる(乱世の姦雄
漢の衰退
志のために
三つの基盤)
第2章 天下分け目の戦い(白馬の戦い
官渡の戦い
華北統一
赤壁前夜)
第3章 三国鼎立(赤壁の戦い
涼州支配
遼来遼来
鶏助)
第4章 古典中国への挑戦(漢帝国と儒教
荀〓の死
魏王
高陵)

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