はじめての憲法

篠田 英朗

日本国憲法の制定過程をポツダム宣言受諾後の「ポツダム・プロセス」と見ることで憲法の本当の姿がわかる。気鋭の国際政治学者による、世界水準の憲法入門講義。

はじめての憲法
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 902円(税込)
  • Cコード:0232
  • 整理番号:340
  • 刊行日: 2019/12/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:208
  • ISBN:978-4-480-68367-0
  • JANコード:9784480683670
篠田 英朗
篠田 英朗

シノダ ヒデアキ

1968年生まれ。専門は国際関係論。現在、東京外国語大学総合国際学研究院教授。早稲田大学政治経済学部卒業。ロンドン大学(LSE)で国際関係学Ph.D.取得。広島大学平和科学研究センター准教授などを経て、現職。著書に『平和構築と法の支配』(創文社、大佛次郎論壇賞受賞)、『「国家主権」という思想』(勁草書房、サントリー学芸賞受賞)、『国際社会の秩序』(東京大学出版会)など。

この本の内容

日本国憲法の制定過程を、ポツダム宣言受諾後の「ポツダム・プロセス」として見ることで憲法のほんとうの姿がわかる!気鋭の国際政治学者による、世界水準の憲法入門講義。

この本の目次

序章 憲法はなぜつくられたのか―戦争と平和
第1章 憲法制定の論理とはなにか―ポツダム宣言
第2章 憲法が依拠する原理とはなにか―社会契約
第3章 憲法が標榜する責務とはなにか―国際契約
第4章 九条とはなにか1―国際法遵守宣言としての一項
第5章 九条とはなにか2―大日本帝国軍解体を確証する二項前段
第6章 九条とはなにか3―大日本帝国憲法の思想を否認する二項後段
第7章 憲法と日米安全保障条約はどんな関係にあるのか

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