徒然草をよみなおす
「徒然草」は、本当に「無常観を主題とした遁世者の随筆」なのだろうか。どうもそうではないらしい。当時の文脈に置きなおすことで、本当の姿が見えてくる。
「無常観を主題とした遁世者の随筆」と言われがちな「徒然草」。でも昔の人だって、簡単に世を捨てられたわけではありません。作者の兼好はどんな社会と人間関係に生きたのか。当時の文脈に置きなおすことで、本当の姿が見えてきます。
第1章 かくてもあられけるよ
第2章 時間よ止まれ
第3章 歌人としての兼好
第4章 奇蹟が起きたら
第5章 捨ててよいのですか?
第6章 太平記の兼好
第7章 人の上に立つ人
第8章 自己紹介
第9章 源氏物語から徒然草へ―つれづれなる「浮舟」
2020.11.29 徒然の人
高校教科書の定番の教材でずが、本書を読み新たな課題を見つけることができました。とくに【もっと知りたい人に】では、単なる参考文献にとどまらず、学習の方向性を考える上でとても参考になる文献紹介がなされていました。また、源氏との関係は私にとっては、新たな知見でした。
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