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ちくまプリマー新書

増えるものたちの進化生物学

定価

880

(10%税込)
ISBN

978-4-480-68446-2

Cコード

0245

整理番号

423

2023/04/05

判型

新書判

ページ数

192

解説

内容紹介

生命は、一細胞、一個体が互いに協力と裏切りを積み重ねることで増殖し、進化を続けてきた。原始の生命体はRNAやタンパク質の集まりだったと言われているが、それらが増える能力を獲得したために、必然的な結果として生物がうまれた。言い換えると生命とは、「増えるものが生み出す物理現象」とみることができる。本書はこの「増えること(増殖)」をテーマとした進化生物学の入門書となる。

目次

第1章 なぜ生きているのか(私たちは何のために生きているのか
祖先へさかのぼる「望み」の連鎖 ほか)
第2章 なぜ死にたくないのか(なぜ生きているとこんなに悩みが多いのか
増え方の戦略は大きく分けて2つ ほか)
第3章 なぜ他人が気になるのか(長生きによって他の個体との付き合いが生まれる
他の個体との付き合い方のケース ほか)
第4章 なぜ性があるのか(自分以外に異性を見つける必要
生物によって違う性のありかた ほか)
第5章 何のために生まれてきたのか(不老不死が実現する人類の未来
私たちは幸せになれるのか ほか)

著作者プロフィール

市橋伯一

( いちはし・のりかず )

市橋 伯一(いちはし・のりかず):1978年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科・先進科学研究機構・生物普遍性研究機構教授。専門は進化合成生物学。2006年東京大学大学院博士課程修了(薬学)、JST ERATO研究員、大阪大学大学院情報科学研究科准教授を経て、2019年より現職。試験管内で生命を模した分子システムを構築することにより、生命の起源と進化を理解しようとしている。遺伝情報を持ち、進化する分子複製システムを世界で初めて構築した。著書に『協力と裏切りの生命進化史』(光文社新書)。

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