自然を感じるこころ  ─ネイチャーライティング入門

野田 研一

人間・自然・言葉

日本でも注目され始めたネイチャーライティング。人は自然をどう感じてきたか。なぜ人には自然が必要なのか。味わい豊かな作品を通じ、人と自然の関係を再確認する。

自然を感じるこころ  ─ネイチャーライティング入門
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 792円(税込)
  • Cコード:0290
  • 整理番号:65
  • 刊行日: 2007/08/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:160
  • ISBN:978-4-480-68766-1
  • JANコード:9784480687661
野田 研一
野田 研一

ノダ ケンイチ

1950年生まれ。立教大学大学院文学研究科修士課程修了。札幌学院大学、金沢大学教育学部助教授を経て、立教大学大学院教授。専門は英語、アメリカ文学/文化、環境文学。人間と自然環境の関係を文学の観点から研究しており、日本のネイチャーライティング研究の第一人者。ASLE−Japan/文学・環境学会前代表。単著に『交感と表象−ネイチャーライティングとは何か』(松柏社)、共著に『アメリカ文学の<自然>を読む』、『たのしく読めるネイチャーライティング−作品ガイド120』、『概説アメリカ文化史』(以上ミネルヴァ書房)、『岩波講座 文学7 つくられた自然』(岩波書店)ほか。

著者からのメッセージ

注目されるネイチャーライティング[全文を読む]

この本の内容

風景に包まれ、動物と出あい、土に還る。人はその至福を言葉で表現する。味わい豊かな名作を紹介しながら、人と自然のつながりを再確認する一冊。

この本の目次

1 なぜ自然を見るのか?―“交感”の思考(なぜ雨が降るのか?
なぜ丘に登るのか?
なぜ風景に見とれるのか?)
2 なぜ動物を見るのか?―化身・同化・他者(狐になる―石牟礼道子『椿の海の記』
イタチと出遭う―アニー・ディラード「イタチの生き方」
他者としての動物―ロバート・フィンチ「鯨のように」
異界としての自然―エドワード・アビー
生きものたちの時間―加藤幸子『池辺の棲家』)
3 ネイチャーライティング

読者の感想

2008.12.09 さとし

なぜ自分が自然が好きなのかぼんやりしていたものがくっきりしました。

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