幸せになる力

清水 義範

勝ち組になんか
ならなくていい!

先行き不安なこの時代、子どもの本当の幸せとは何か。幸せになる力をどう作り、親はどうサポートすべきか。パスティーシュの大家が、絶妙な語り口で教育の本質を説く。

幸せになる力
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 770円(税込)
  • Cコード:0295
  • 整理番号:78
  • 刊行日: 2008/02/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:144
  • ISBN:978-4-480-68779-1
  • JANコード:9784480687791
清水 義範
清水 義範

シミズ ヨシノリ

1947年名古屋生まれ。愛知教育大学卒業。『蕎麦ときしめん』『永遠のジャック&ベティ』などでパスティーシュの手法を用いて話題になる。1988年『国語入試問題必勝法』で吉川英治文学新人賞を受賞。その後もパスティーシュ作品を数多く発表。主著に『おもしろくても理科』『アキレスと亀』『飛びすぎる教室』『冬至祭』『ドン・キホーテの末裔』『早わかり世界の文学』『行儀よくしろ。』など多数。

著者からのメッセージ

幸せになろうよ[全文を読む]

この本の内容

勉強ができなくても、勝ち組じゃなくても、有名人じゃなくても、みんな「幸せになる力」は持っている!人間観察の達人が贈る、親子で読める教育論。

この本の目次

第1章 勉強ができれば幸せなのか
第2章 勝ち組になろうと考えるな
第3章 みには値打ちがちゃんとある
第4章 必要なのは幸せになる力だ
第5章 人は自信が持てた時に優しくなれる
第6章 世の中はきみの敵ではない
第7章 親をすてるために成長するのだ

読者の感想

2012.4.08 sakurai

最近、成績が急に下がり、親には「勉強しなさい!」とうるさく言われ続け、そんな自分が嫌になりました。
そういう時にこの本に出会い、本当に助かりました。

自分の値打ちというものが、再確認出来た気がします。
この本に出会えて良かったです。

2008.3.18 jun

こう云う本を10~12才くらいの時に読みたかったと思います。
清水さん、初期の頃をのぞいて(手に入らない)ほとんど読ませて頂いています。

やっとかめの新作をずっと待っております。まつさんこそ、私の理想です。あの人は幸せだと思う。

2008.3.18 悩める50代

親は神ではない

子を持つ親として、子供は自らの人格と自尊心を経験を通して自ら育て、自立していくものと感じた。子供の生き方を強制してはいけないと思った。中の上の良書である。

2008.3.18 BE HAPPY

大人になれよ!

自身二人の子どもの親として、本書を拝読させていただきました。かつて同じ著者の「大人がいない」を読みましたが、幸せになる力として、大きな比重を持っているのは「大人になる」ということかなと思いました。「大人」がいない今、未来の大人である子どもたちには、ぜひ「大人」になって幸せになってもらいたいというメッセージのように読みました。

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