手に職。

森 まゆみ

勉強だけでは
メシは食えない!

職人たちはなぜその仕事を選んだのか。仕事のどこが大変で、どうやって一人前になったか。理屈では語れないモノつくりの世界の喜びが、その人生談から滲み出す。

手に職。
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 858円(税込)
  • Cコード:0295
  • 整理番号:91
  • 刊行日: 2008/09/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:192
  • ISBN:978-4-480-68794-4
  • JANコード:9784480687944
森 まゆみ
森 まゆみ

モリ マユミ

一九五四年東京生まれ。八四年「谷中・根津・千駄木」創刊。地域史研究、文化財保存に尽力し、各新聞書評委員、文化庁文化審議会委員など歴任。日本ナショナルトラスト理事。近著に『千駄木の漱石』(ちくま文庫)、『子規の音』(新潮社)、『暗い時代の人々』(亜紀書房)、『「青鞜」の冒険――女が集まって雑誌をつくるということ』(集英社文庫)、『環境と経済がまわる、森の国ドイツ』(晶文社)など多数。

この本の内容

勉強だけではメシは食えない!20人の下町の職人たちが、モノつくりになるまでの道筋と喜びを語る。

この本の目次

鮨―野池幸三(谷中)
大工―菊池芳明(谷中)
三味線―野口哲彦(千駄木)
江戸和竿―中根喜三郎(千住)
手植ブラシ―宮川彰男(浅草)
指物―木村正(下谷)
足袋―宮内梅治(両国)
提灯―恩田舜史(駒形)
つまみかんざし―石黒誠治(寿)
江戸刺繍―竹内功(千住)
切子硝子―門脇健二・裕二(北砂)
おろし金―大矢昭夫(和光)
江戸やすり―深澤敏雄(上野)
鋏―川澄巌(足立)
貴金属眼鏡枠―会田耕治(台東)
桐箪笥―町田金三郎(尾久)
べっ甲―赤塚博(谷中)
佃煮―金子誠(日暮里)
そば―越康次
鳶―西出の頭(神田)

読者の感想

2008.9.21 歯職人

 衣食住すべての生活様式が変わり、また石油化学産業の勃興により一部は産業化された商品に置き変わり、激減した職人の世界。
 本書は、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』編集人の森まゆみ氏による、東京近郊の職人さんを「サウンド オブ マイスター」(文化放送の番組)の一コーナーとして、その仕事場に訪ねた記録です。

 20人の職人さんが特に構えることも無く、それぞれの仕事の内容と職人となったきっかけ、そして後継者とその職の行く末に付いて淡々と語る。
 職人さんの技や職人を必要とした江戸・東京の下町の生活も勿論興味深いが、一人ひとりの職人さんの生き方が垣間見える記述が楽しい。
 ラジオ番組のコーナー企画であるだけに、活字になった本書から仕事場の音と職人の語り口を想像することは困難である点が残念である。

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