君も精神科医にならないか

熊木 徹夫

言葉は、精神科医のメスである

精神科医は言葉というメスを使い治療を行う。薬を処方するとき患者の何を見つめているか。精神医療の先入観を覆し、道なき〈臨床道〉を温かく照らす誘いと挑発の書。

君も精神科医にならないか
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 836円(税込)
  • Cコード:0247
  • 整理番号:124
  • 刊行日: 2009/12/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:176
  • ISBN:978-4-480-68828-6
  • JANコード:9784480688286
熊木 徹夫
熊木 徹夫

クマキ テツオ

1969年京都市生まれ。精神科医。名古屋市立大学医学部医学科卒業後、名古屋市立大学病院、豊橋市民病院、愛知医科大学付属病院、矢作川病院などの勤務医を経て、2007年あいち熊木クリニックを開業。専門は精神病理学、漢方医学、思春期精神医学。著書に『精神科医になる――患者を〈わかる〉ということ』(中公新書)、『もう悩まなくていい――精神科医熊木徹夫の公開悩み相談』(幻冬舎ルネッサンス)、『精神科のくすりを語ろう――患者からみた官能的評価ハンドブック』『精神科薬物治療を語ろう――』精神科医からみた官能的評価』(共編著)(以上、日本評論社)など。

この本の内容

精神科臨床についてどのようなイメージをお持ちだろうか。精神科医は、刃物の代わりに言葉というメスを使って治療を行う。精神科医は、薬を処方するとき患者の何を見つめているのか。あなたの先入観を覆し、道なき“臨床道”を温かく照らす誘いと挑発の書。

この本の目次

第1章 精神科臨床の「場」に来ないか
第2章 精神科医はどんなことを考えているんだろう
第3章 治療はどのように展開するんだろう
第4章 「専門家」になるとはどういうことだろう
第5章 症例検討会をのぞいてみよう
第6章 言葉は精神科医のメスだ
第7章 「薬」を恐れ、「身体」を畏れよ

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