生きづらさはどこから来るか ─進化心理学で考える

石川 幹人

心は200万年前のまま。

現代の私たちの中に残る、狩猟採集時代の心。環境に適応しようとして齟齬をきたす時「生きづらさ」となって表れる。進化心理学で解く「生きづらさ」の秘密。

生きづらさはどこから来るか ─進化心理学で考える
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 858円(税込)
  • Cコード:0211
  • 整理番号:183
  • 刊行日: 2012/07/04
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:176
  • ISBN:978-4-480-68886-6
  • JANコード:9784480688866
石川 幹人
石川 幹人

イシカワ マサト

1959年東京生まれ。東京工業大学理学部応用物理学科卒。同大学院物理情報工学専攻、松下電器産(株)マルチメディアシステム研究所、(財)新世代コンピュータ技術開発機構研究所などをへて、1997年より明治大学文学部助教授。現在、明治大学情報コミュニケーション学部教授、博士(工学)。専門は認知情報学および科学基礎論。主な著書に『人はなぜだまされるのか』(講談社ブルーバックス)、『人は感情によって進化した』(ディスカヴァー21携書)、『心と認知の情報学』(勁草書房)、『入門・マインドサイエンスの思想』(共編著、新曜社)、主な共訳書に『ダーウィンの危険な思想』(ダニエル.C.デネット、青土社)がある。(写真撮影:井上賀津也)

この本の内容

現代に生きる人びとが感じる生きづらさや環境に適応しようとして生じるストレス。そのような心の動きがなぜ起こるのだろう?進化心理学をヒントに、考えてみた。

この本の目次

序章 誰だって同じようなことで悩んでいるのさ?
1章 進化とはなにか?―一万年前とほとんど変わらない私たち
2章 なぜ自分探しをしてしまうのか
3章 負の感情はなぜ起きる?
4章 男女、親子の感情はすれ違う
終章 未来の人類は何を感じるか

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