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シリーズ・全集

坂口安吾全集 6

——不連続殺人事件 ジロリの女 他

定価

7,480

(10%税込)
ISBN

978-4-480-71036-9

Cコード

0393

整理番号

1998/06/17

判型

A5変判

ページ数

602

解説

内容紹介

本書には、1947年(昭和22)年1月から1948年(昭和23)年7月にかけて発売された著作38篇を発表順に収録した。

目次

不連続殺人事件
現代の詐術
淪落の青春
出家物語
現代とは?
新人へ
阿部定という女
感想家の生れでるために
天皇陛下にさゝぐる言葉
モンアサクサ
私の探偵小説
後記
机と布団と女
探偵小説とは
ヤミ論語
わが思想の息吹
帝銀事件を論ず
D・D・Tと万年床
白井明先生に捧ぐる言葉
ジロリの女
将棋の鬼
坂口流の将棋観
観戦記
男女の交際について
文人囲碁会
後記にかえて
遺恨
無毛談
三十歳
不思議な機構
アンゴウ
私の葬式
ニューフェイス
不良少年とキリスト
敬語論
探偵小説を截る
集団見合
本因坊・呉清源十番碁観戦記

著作者プロフィール

坂口安吾

( さかぐち・あんご )

1906-1955。新潟市の生まれ。本名は炳五。中学を放校されて上京、東洋大でインド哲学、アテネ・フランセでフランス文学を学ぶ。「木枯の酒倉から」「風博士」によって、一部の注目をあびる。戦争中は「日本文化私観」「青春論」などの卓抜なエッセイを書きつづけ、戦後、「白痴」「堕落論」で一挙に世に出た。独特の発想と視点をもった文明批評や、「不連続殺人事件」などの探偵小説もある。

柄谷行人

( からたに・こうじん )

1941年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒、同大学大学院英文科修士課程修了。文芸批評家・思想家。元・法政大学教授。1969年、群像新人文学賞評論部門を受賞しデビュー。以後、日本近代文学への犀利な批評や、マルクス・カントらの独創的読解、交換様式論に基づく世界史論など、多彩な執筆活動を続け、国際的な評価も高い。主な著書に『定本 日本近代文学の起源』『トランスクリティーク』『世界史の構造』などがあり、著作集に「定本 柄谷行人集」(全五巻)がある。

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