愛蔵版　大菩薩峠　６　─鈴慕の巻より畜生谷の巻まで

中里 介山 著

愛蔵版　大菩薩峠　６　─鈴慕の巻より畜生谷の巻まで
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 5,126円(税込)
  • Cコード:0393
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1996/05/21
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:Ａ５判
  • ページ数:536
  • ISBN:4-480-74036-8
  • JANコード:9784480740366
中里 介山
中里 介山

ナカザト カイザン

（1885〜1944）東京府下西多摩村（現、羽村市）生まれ。15歳で上京、電話局交換手・小学校教員を経て木下尚江らの社会主義運動に加わる。明治37年（1904）都新聞社に入り、同39年に処女作『氷の花』を発表、続いて『浄瑠璃坂の仇討』他を都新聞に連載し文名をあげた。大正2年（1913）29歳で『大菩薩峠』連載を開始。都新聞連載中絶後は、毎日新聞、国民新聞、読売新聞などに昭和16年（1941）まで書き継がれ、この間29年に及ぶがついに未完に終わった。

この本の内容

冬の白骨に月は冴え、竜之助の尺八の音が寥々と響きわたる―物語はさらに佳境へ。雪つもる白骨に鈴慕の曲が哀しく流れる。海への雄図に燃える甚三郎、父の情もだしがたい七兵衛―。時代小説史上不滅のベストワン。充実した付録―あらすじ・登場人物・読みごたえ十分の注・地図・関連年表。

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