マラルメ全集 1 詩・イジチュール
文学の極北に
煌めく<詩>の星座。
究極の言葉が、
いま読み解かれる。
文学芸術作品の極北に煌めく詩、哲学的小話「イジチュール」、「賽の一振り」などを、最高のスタッフによる翻訳に、詳細な註解を付しておくる。
存在の極限に紡がれた“詩”、哲学的小話「イジチュール」、深い謎につつまれた「賽の一振り」、さらに「エロディアード」「半獣神の午後」「アナトールの墓」など、マラルメの最重要著作を画期的な翻訳・註解によって読み開く待望の書物。
ステファヌ・マラルメ詩集(挨拶
不愚の魔
あらわれ ほか)
ソネ篇(“闇が宿命の法則により…”
“けがれなく、生気にみちて、美しい今日…”
“打ち勝って逃れた美しい自死…” ほか)
拾遺詩篇(“悪霊に突き動かされた黒人女が…”
“眼覚めにその跡は…”
“夫人よ、溢れすぎる熱情なくて然も思いに燃え…” ほか)
『エロディアード』をめぐる試み
イジチュール
アナトールの墓
概念との結婚
賽の一振り
2010.6.13 D/T
比類なき美を尚且つ其れを示唆し乍隠す咎を煌びやかな無二の畏友マラルメは、普く、歪む空間から一見弛む連星の淵とで解し、音と且つ供えたタイトルとの音叉とに従った要で著した。故に、憧憬の等しなみは總らかなタイトルとで示され、切に気に懸ると既に私の目視は次の美しさへの下準備に余念がなく、思い出せずに居る刮眼に惚れこんで仕舞う束の間のイジチュールへと淪落する。
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