恋文 ─パリの名花レスピナス嬢悲話

保苅 瑞穂

18世紀パリ、サロンの女王がつづった
激しくも美しいラブレター

薄倖な星の下に生まれ、驚くべき知性とエスプリでサロンの花と謳われたレスピナスの生涯とその時代を、激しくも美しい恋の手紙に光をあてながら描く。

恋文 ─パリの名花レスピナス嬢悲話
  • シリーズ:単行本
  • 4,840円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2014/07/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:424
  • ISBN:978-4-480-80451-8
  • JANコード:9784480804518
保苅 瑞穂
保苅 瑞穂

ホカリ ミズホ

保苅瑞穂(ほかり・みずほ):1937-2021年。東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。1964-67年パリに留学。東京大学名誉教授、獨協大学名誉教授。専門はフランス文学。著書に『プルースト・印象と隠喩』、『プルースト・夢の方法』、『モンテーニュ私記』、『ヴォルテールの世紀』、『恋文』、『モンテーニュの書斎』『ポール・ヴァレリーの遺言』など。訳書に『プルースト全集』(共編・共訳)、『プルースト評論選』(編訳)、フィリップ・ミシェル=チリエ『事典 プルースト博物館』(監修・共訳)、ロラン・バルト『批評と真実』など。

この本の内容

18世紀パリ、サロンの女王がつづった恋愛史に名高い激しくも美しいラブレター。薄倖な星のもとに生まれ。驚くべき知性とエスプリで多くの人を魅了したレスピナス嬢の数奇な恋の運命を、憂愁漂う華麗な世紀を背景に、透徹した明晰さで思いをつづった美しく悲しい愛の手紙に光をあてながら描く。

この本の目次

第1部 哀しい星の下に(ある少女時代
ジュリ、パリ社交界に登場する
ジュリ、パリでサロンを開く
ジュリ、スペインの貴公子に恋をする
最後の抱擁)
第2部 炎のラブレター(二人目の恋人
孤独の日々
残された二つの指輪
病める魂
愛の死)

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可