文壇うたかた物語

大村 彦次郎 著

作家とはなにか。編集者とはなにか。永年、小説雑誌の編集に腕をふるった著者が、戦後の雑誌の流れをたどりながら、悲喜こもごもの文壇風景を描く好読み物。

文壇うたかた物語
  • シリーズ:単行本
  • 2,750円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1995/05/23
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:296
  • ISBN:4-480-81377-2
  • JANコード:9784480813770
大村 彦次郎
大村 彦次郎

オオムラ ヒコジロウ

1933年東京生まれ｡早稲田大学政治経済学部・文学部卒業後､講談社入社｡「小説現代」「群像」編集長を経て､文芸出版部長､文芸局長､取締役を務める｡著書に『文壇うたかた物語』『文壇栄華物語』『文壇挽歌物語』『ある文藝編集者の一生』『文士の生きかた』『時代小説盛衰史』『文士のいる風景』『万太郎　松太郎　正太郎』(いずれも筑摩書房)｡『文壇栄華物語』は第18回新田次郎文学賞､『時代小説盛衰史』は第41回長谷川伸賞､第19回大衆文学研究賞を受賞｡

この本の内容

作家とはなにか。編集者とはなにか。そんな世界を知りたいひとのために。往年の名編集長が眺めた文壇鳥瞰図。

この本の目次

永井龍男と和田芳恵
「日本小説」の創刊
田村泰次郎の「肉体の門」
カストリ雑誌がはびこる
「小説新潮」の創刊
舟橋聖一と丹羽文雄
藤原審爾の抒情
「闘牛」の井上靖
徳川夢声と源氏鶏太
高井有一の青春〔ほか〕

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