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単行本

増補版 大人のための国語ゼミ

論理トレーニングは国語に行き着いた!――好評『国語ゼミ』が、内容はそのままに新たな原稿を加えパワーアップした。言葉の力をあなたの味方に変える実践の書。

定価

1,980

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81680-1

Cコード

0010

整理番号

2018/10/04

判型

四六判

ページ数

320

解説

内容紹介

もう国語の授業から離れてしまった人のために、つまり子どもたちのためではなく大人たちのために、国語の授業をしよう。あらゆる世代から支持を受けて大反響!エッセイと対談を収録し、さらに磨き上げた増補版。

目次

1 相手のことを考える
2 事実なのか考えなのか
3 言いたいことを整理する
4 きちんとつなげる
5 文章の幹を捉える
6 そう主張する根拠は何か
7 的確な質問をする
8 反論する
付録

著作者プロフィール

野矢茂樹

( のや・しげき・ )

1954年(昭和29年)東京都に生まれる。85年東京大学大学院博士課程修了。東京大学大学院教授を経て、現在、立正大学文学部教授。専攻は哲学。著書に、『論理学』(東京大学出版会)、『心と他者』(勁草書房/中公文庫)、『哲学の謎』『無限論の教室』(講談社現代新書)、『新版論理トレーニング』『論理トレーニング101題』『他者の声 実在の声』(産業図書)、『哲学・航海日誌』(春秋社/中公文庫、全二巻)、『はじめて考えるときのように』(PHP文庫)、『ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む』(哲学書房/ちくま学芸文庫)、『同一性・変化・時間』(哲学書房)、『ここにないもの――新哲学対話』(大和書房/中公文庫)、『入門!論理学』(中公新書)、『子どもの難問――哲学者の先生、教えてください!』(中央公論新社、編著)、『大森荘蔵――哲学の見本』(講談社学術文庫)、『語りえぬものを語る』『哲学な日々』『心という難問――空間・身体・意味』(講談社)などがある。訳書にウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』(岩波文庫)、A・アンブローズ『ウィトゲンシュタインの講義』(講談社学術文庫)など。

この本への感想

公立中学校の国語科教員を経て、今は文章コンサルタントとして、「書くことの困り感」を聞く機会が増えています。
大人がもう一度国語を活かし、文章を楽しく書けるようになるには、と考えていたところ、『国語ゼミ』に出会いました。
世の中は理数科目や外国語に力を入れていますが、野矢先生がおっしゃる「国語力を鍛えれば、生きやすくなる」がすべてだと思います。
国語力を鍛えることは、相手を思いやることである。相手を思いやることは、愛である。
うまい文章を書くには一朝一夕には行かない、場数を踏むしかない。けれど、大きく背中を押してくれるのが、国語力なんだ。
本書のおかげで、国語力を鍛えよう、こうすれば国語力が鍛えられる、と自信を持って伝えられます。
ありがとうございました。

茨木彩菜

さん
update: 2024/12/07

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