ぐるぐる日記

田口 ランディ

日本各地をぐるぐる巡り、人々とぐるぐるつながっていく。二歳児の母、ネットコラムニストだった著者が一躍人気作家になるまで。ぐるぐる目の回るような1年間。

ぐるぐる日記
  • シリーズ:単行本
  • 1,760円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2001/01/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:304
  • ISBN:4-480-81432-9
  • JANコード:9784480814326
田口 ランディ
田口 ランディ

タグチ ランディ

1959年東京生まれ。作家。2000年に初の長編小説『コンセント』が大きな話題を呼び、ベストセラーに。その後、『アンテナ』『モザイク』『富士山』などを発表。広島の原爆を取材した短編小説集『被爆のマリア』では、「戦後世代にとって原爆とは何か?」を問題提起した。以降、核エネルギーに関心を持ち、原子力の取材を続けている。

この本の内容

この日記は一九九九年五月時点で、まったく無名であった田口ランディ、つまり私が、家事と育児と飲酒と旅行の合間に悪戦苦闘しながら小説を書いた一年間の日々の記録である。

この本の目次

一九九九年五月 世の中ってぐるぐるだなあ
一九九九年六月 長編小説なんて書けるかな
一九九九年七月 明日はいい日でありますように
メールマガジンより 神社でOSをアップデートする方法
一九九九年八月 肉体と精神は相似形なのだ
一九九九年九月 人生はまったりが大切である
メールマガジンより 自然をめぐるささいな出来事
一九九九年十月 歯が抜ける夢は転機の前触れ
メールマガジンより 臨界事故をめぐる元JCO社員との往復書簡
一九九九年十一月 縄文の見えない神々とアイヌ〔ほか〕

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