ハプスブルグ帝国 ─オーストリア帝国とオーストリア=ハンガリ

A・J・P・テイラー 著 , 倉田 稔 翻訳

近代の中欧=東欧にまたがる大帝国=超民族的王朝国家が、民族問題、外交問題に苦悩しつつ、第1次大戦によって崩壊する過程を描く近代ヨーロッパ史必読の書。

ハプスブルグ帝国 ─オーストリア帝国とオーストリア=ハンガリ
  • シリーズ:単行本
  • 3,630円(税込)
  • Cコード:0022
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1987/06/12
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:418
  • ISBN:4-480-85370-7
  • JANコード:9784480853707

この本の内容

現代ヨーロッパ国家の原像を探る。近代の中欧・東欧にまたがる大帝国=超民族的王朝国家が、内部にかかえる民族問題、近隣諸国との外交問題に苦悩しつつ、第1次大戦によって崩壊するまでの過程を描く。

この本の目次

近代ハプスブルク帝国歴代皇帝と治世
第1章 王朝
第2章 民族
第3章 旧絶対主義メッテルニヒのオーストリア
第4章 三月前期
第5章 急進派の暴動、1848年の革命
第6章 自由派の時期、憲法制定議会
第7章 新絶対主義、シュヴァルツェンベルクとバッハの体制
第8章 連邦主義と中央集権主義との闘争、10月特許状と二月勅令
第9章 立憲的絶対主義、シュメアリングの体制
第10章 古きオーストリアの終り
第11章 二重帝国の成立
第12章 自由派の凋落、オーストリアにおけるドイツ人の優勢
第13章 ハプスブルクの復活、ターフェの時代
第14章 混乱の時期、ターフェからバーデニーへ
第15章 1867年以後のハンガリー、カーロマン・ティッサとマジャール人ジェントリー
第16章 民主主義の装い、ハプスブルク帝国の小春日
第17章 暴力による解決
第18章 暴力の報い、ハプスブルク家の終り
エピローグ 王朝なき人民

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