漫画原論

四方田 犬彦 著

風船とは？　ギャグとは？　コマとは？　映画でも絵でも小説でもない、漫画を形作る文法とは何だろうか。戦後から現在までの作品を分析して語る漫画表現論。

漫画原論
  • シリーズ:単行本
  • 2,563円(税込)
  • Cコード:0079
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1994/06/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:Ａ５判
  • ページ数:304
  • ISBN:4-480-87239-6
  • JANコード:9784480872395
四方田 犬彦
四方田 犬彦

ヨモタ イヌヒコ

四方田 犬彦（よもた・いぬひこ）：1953年生まれ。批評家・エッセイスト・詩人。著作に『見ることの塩』（河出文庫）、翻訳に『パゾリーニ詩集』（みすず書房）がある。

この本の内容

風船とは。ギャグとは。コマとは。映画でも絵でも小説でもない、漫画を形作る文法とは何だろうか。戦後から現在までの作品を分析して語る漫画表現論。

この本の目次

映画の隣人
画面の成立
運動の分割
コマの配分
コマの逸脱
速度の表象
瞬間の変身
紙の幻術
風船と主体
シャアウッドはどこへ行ったか―漫画に見る〈原っぱ〉と路地
偉大なる旅行家の猿―『西遊記』はどう描かれてきたか
カタストロフとその後―廃墟としての未来社会の映像の変遷〔ほか〕

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