定延 利之
サダノブ トシユキ

1962年大阪生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、神戸大学大学院国際文化学研究科教授。文学博士。専門は言語学、コミュニケーション論。これまで軽視・無視されがちであった「周辺的」な言語現象の考察を通じて言語研究の前提に再検討を加えている。とくに、人と環境、人と人とのインタラクションが、言葉とどう関わっているか、体験と知識、探索と体感などをテーマとしている。著書に『よくわかる言語学』(アルク)、『認知言語論』『日本語不思議図鑑』(大修館書店)、『「うん」と「そう」の言語学』(編著、ひつじ書房)、『ささやく恋人、りきむレポーター??口の中の文化』(岩波書店)など。

検索結果

前のページへ戻る
1件1~1件を表示しています。
       昇順に並び替え 降順に並び替え

煩悩の文法  ─体験を語りたがる人びとの欲望が日本語の文法システムをゆさぶる話

定延 利之 著 

人は自分の体験を面白おかしく語りたがる。「語りたい」煩悩は、知識の文法を超える。お行儀のいい文法がいきいきと動き出す不思議な瞬間を一緒に体験してください。

ちくま新書  新書判   208頁   刊行日 2008/07/07  ISBN 978-4-480-06438-7
JANコード 9784480064387

定価:本体680 円+税

  • 1