ローランの歌/狐物語 中世文学集 2
中世フランス文学の中で、もっとも代表的な叙事詩と「イソップ物語」に連なる寓話詩。原典からの決定訳。語注を付す。
- シリーズ:ちくま文庫
- 1,014円(税込)
- Cコード:0197
- 整理番号:ち-1-2
- 刊行日:
1986/10/28
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ISBN:4-480-02076-4
- JANコード:9784480020765
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ヨーロッパ中世最大の悲劇的叙事詩として知られる「ローランの歌」は、フランス最古の叙事詩であり、その比類のない美しさによって長い間語りつがれてきた歌である。最も信頼できる原典からの翻訳で贈る決定版。ルナールという狐が活躍する「狐物語」は12世紀後半頃、北フランスで作られた寓話詩である。主人公ルナール狐のほか、狼、獅子、雄鶏、鴉、猫、熊など、数々の動物たちが活躍し、人間世界を風刺する愉快な話。
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