まちがったっていいじゃないか

森 毅

人間、ニブイのも才能だ! まちがったらやり直せばいい。少年のころを振り返り、若い読者に肩の力をぬかせてくれる人生論。
【解説: 赤木かん子 】

まちがったっていいじゃないか
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 770円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:も-4-1
  • 刊行日: 1988/03/29
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-02207-3
  • JANコード:9784480022073
森 毅
森 毅

モリ ツヨシ

1928年東京生まれ。東京大学数学科卒業。京都大学教養部教授を長く務める。著書に『まちがったっていいじゃないか』(ちくま文庫)、『数学の歴史』(講談社学術文庫)、『対談 数学大明神』(安野光雅氏と共著、ちくま学芸文庫)ほか多数。2010年7月逝去。

この本の内容

人間、ドジだってかまわない。ニブイのも才能だ。誤りを恐れず、お互いに迷惑をかけあいながら、ジグザグ進んで行こう。まちがったら、やり直せばよいのだ。そもそも世の中には、正しいか誤っているか、結論のくだせないことの方が多いのだから。―少年の頃を振り返りながら、若い読者に、人間の複雑さ、面白さを伝えて、肩の力を抜かせてくれる人生論。

この本の目次

1 やさしさの時代に
2 ドジ人間のために
3 半分おとな
4 なぜ勉強するの
5 他人を気にする
6 受験戦争をこえて
7 自分は自分が作る
8 ときには孤独の気分で
9 男と女の間
10 友人たちと
11 戦中派からのメッセージ
12 過去・現在・未来
13 危険な自由
14 ヤジウマの精神
15 ちょっとズッコケ
16 ことばへの思い
17 人間たちの未来
18 きみ自身のドラマ

読者の感想

2016.7.28 :新濱:

私も塾の夏期講習のテキストに載っていました。私が読んだのは木々・森林を人間に例えているもので「危険とお驚きとがある雑木山は杉山とはちがい、うるしやイバラも含めて四季さまざまに変化し生きている」という文が印象的です。これからは、間違いをおそれず自由に生きようと思います。ありがとうございました。

2015.11.19 国語の片岡

塾の夏期講習のテキストに載っていました。「若いうちは過去を気にせず、未来に目を向ける方がよい」という文章に感動しました。テストで間違えても、次のテストで間違えないように未来に目を向けることが凄く重要なことが分かりました。ありがとうございました。

2014.3.26 加藤エリア

塾でならいました 。私も、間違えを恐れてばっかりだったので 、この本をよ読んでどんどん間違っていきたいと思いました。

2011.8.29 まこっち

僕の人生はこの主人公のようにしたいなーとおもいました

2009.6.04 

教科書に載っていました。私はこのような人生をおくっていけたいと思います。またこれをきっかけに人生論をたくさん読んでいきたいです。                                                                                                                

2009.6.04 ミカ

人生のヒントが見つかってよかった。ほかにもこのような論説文をいっぱい読んでいきたいと思います

2008.3.31 あい

すごくよかった。

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