ちくま文庫

ヨイヨワネ あおむけ&うつぶせBOX
ヨシタケシンスケ
著
loading...
出版社と書店の間にあって、本の流れをつくる取次。著者はそこで、魅力ある手描きの日刊情報誌を出しつづけている。毎日毎日、彼の前を走り去り、また駆けもどる洪水のような本の群れ…。それを見つめつづけて20年。著者のやさしい眼ざしにうつった本たちは、何を語り何をうったえようとしているか。本が読者の手に渡るまでのオモシロイ話、タメになる話、コマッタ話などを軽妙なタッチでつづった“本好き”必読エッセイ。これ1冊で、本の世界が見えてくる!
凍れる本たち(冬の本たち
取次ってどんなトコ?
久しぶりにシャンソンを聞く ほか)
桜が本に散る頃(会社を休んだ日
ちょっとしたキッカケで本好きに
ヤクザ屋さん、こんにちは ほか)
或る夏枯れの1日(美しい本「第一書房長谷川巳之吉」
「ザ・漱石」に驚く
私小説風「海で遊ぶ」 ほか)
秋の夜に、箔切れを聞く(モシモシ。あの本、ナニ屋さんで売ってます?
詩集の話でも…
返品された本は、どうなるのか? ほか)
「日刊まるすニュース」物語
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。