文化史のなかのマーラー

音楽家マーラーを一九世紀末ドイツの文化状況とのかかわりの中に把え直すとともに、演奏のされ方の変遷を辿りながら、現代の中のマーラーへも迫る。

文化史のなかのマーラー
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 1,335円(税込)
  • Cコード:0373
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1990/10/29
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:248
  • ISBN:4-480-05148-1
  • JANコード:9784480051486

この本の内容

根強い人気を持つマーラー。しかし意外にもリアル・タイムでの評価は、わたしたちの抱くイメージと大きく隔たっていた。世紀末の喧騒と光芒のなか、マーラーはどのような音を創出し、どのように受け容れられていったのか。

この本の目次

第1部 同時代者の中のマーラー(花形指揮者の憂鬱
芸術による社会革命の夢
意識下の世界の探索
綜合芸術の館
指揮者マーラーの挑戦
文学世界と音楽世界の統合
『ベニスに死す』とマーラー
都市の音の知覚
都市近代化の中で
新しい音の世界へ)
第2部 現代人の中のマーラー(マーラーとポストモダニズム
音楽の「論理」の解体
ワルター神話を超えて)

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