プロフェッショナル原論
一流であるための「掟と日常」
初めて明かされる「プロフェッショナル ファーム」のルール、仕組み、そして実現!
複雑化するビジネス分野でプロフェッショナルの重要性は増す一方だが、倫理観を欠いた者も現れてきている。今こそその あるべき姿 のとらえなおしが必要だ!
- シリーズ:ちくま新書
- 748円(税込)
- Cコード:0236
- 整理番号:629
- 刊行日:
2006/11/06
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:208
- ISBN:4-480-06333-1
- JANコード:9784480063335
- 在庫 ×
「プロフェッショナル」とは、高度な知識と技術によってクライアントの依頼を適えるインディペンデントな職業だ。業態はさまざまであっても、求められるのはたゆまぬ研鑽によって培われる技量であり、最高の結果を追求するこだわりである。ますます複雑化・高度化するビジネス分野において、その仕事はさらに重要性を増している。今こそプロフェッショナルのあるべき姿のとらえなおしが必要だ。
第1章 プロフェッショナルとは(プロフェッショナルとは
プロとプロフェッショナル)
第2章 プロフェッショナルの掟(クライアントインタレストファースト(顧客利益第一):全てはクライアントのために
アウトプットオリエンティド(成果指向):結果が全て ほか)
第3章 プロフェッショナルのルールと組織(固有のルール
ギルドとファーム)
第4章 プロフェッショナルの日常(仕事ぶり
行動特性 ほか)
第5章 プロフェッショナル達へ(誘惑と不調和
プロフェッショナル達へ)
2008.1.13 HTS
私が所属する監査法人の専門スタッフは100人を越えました。この監査法人が社会から一定の存在感を獲得するため、また、継続的に有望な新人を獲得するためには、5年以内に倍の人数の規模まで成長する必要があります。そこまで成長させる基盤は十分に確立させたものと考えています。きっとその段階で、第一世代の創業パートナーは退任しています。現在の監査環境は非常に厳しく、公認会計士としてのプロフェショナリズムよりも、組織としての品質管理の思考が優先されがちです。我々を取り巻く環境変化の中で、第一世代がDNAとして、意識せず持っていたきっとプロフェショナリズムといえるものを、いかに次世代に伝えるかが、私の監査法人における役割と考えています。ある意味では、解がなく、困っていたのですが、私の頭の中でもやもやしていたものを、本質をついて分析し、纏め上げられており、自らも再確認するとともに、法人運営のための指標を確認できた思いです。すべての公認会計士はぜひ、自分の行動と照らし合わせて読んでほしい本です。
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可