打たれ強くなるための読書術

東郷 雄二

「大人」の読書とは
どういうものか

〈正解のない世界に耐える〉。本書は、その力を養うための読書術指南である。みずから本に問いかける能動性を高め、物事を複眼的に捉える成熟した読み方とは?

打たれ強くなるための読書術
  • シリーズ:ちくま新書
  • 748円(税込)
  • Cコード:0200
  • 整理番号:705
  • 刊行日: 2008/02/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:208
  • ISBN:978-4-480-06410-3
  • JANコード:9784480064103
東郷 雄二
東郷 雄二

トウゴウ ユウジ

1951年京都生まれ。京都大学工学部原子核工学科に入学後、文学部フランス語フランス文学科に「文転」。同大学院博士課程在学中にパリ第4大学(ソルボンヌ)に留学、一般言語学博士号取得。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専門は言語学・フランス語学。著書に『独学の技術』『打たれ強くなるための読書術』(ちくま新書)、『ロワイヤル仏和中辞典』(共著、旺文社)他

この本の内容

読書における「打たれ強さ」とはなにか。それは解答がひとつではないということに耐え、複眼的な見方で本を読むことができるということである。「どのように世界を理解するか」に重点を置くあり方とも言い換えられよう。本書は、そのための本の探し方から、段階を踏んだ読書、読んだ本の活用法など、しっかり使える技術を伝授するものだ。この技術を磨いてゆくことで、これまでとはひと味違う成熟した「大人」の読書が成立するのである。

この本の目次

第1章 読書論のユーウツ
第2章 何のために本を読むか
第3章 知的読書への入り口
第4章 本を探す
第5章 本を買う・借りる
第6章 本への感度を上げる
第7章 本の読み方―入門編
第8章 本の読み方―段階編
第9章 本の内容を活用する
終章 世界と自分を読み解くために

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