日本近代史

坂野 潤治

この国の今を
運命づけた80年

この国が革命に成功し、わずか数十年でめざましい近代化を実現しながら、やがて崩壊へと突き進まざるをえなかったのはなぜか。激動の八〇年を通観し、捉えなおす。

日本近代史
  • シリーズ:ちくま新書
  • 定価:本体1,100円+税
  • Cコード:0221
  • 整理番号:948
  • 刊行日: 2012/03/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:464
  • ISBN:978-4-480-06642-8
  • JANコード:9784480066428
坂野 潤治
坂野 潤治

バンノ ジュンジ

1937年神奈川県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院人文科学研究科博士課程中退。東京大学社会科学研究所教授、千葉大学法経学部教授を経て、現在は東京大学名誉教授。専攻は、日本近代政治史。著書に『昭和史の決定的瞬間』『未完の明治維新』(以上、ちくま新書)、『近代日本の国家構想』(岩波現代文庫、吉野作造賞受賞)、『日本憲政史』(東京大学出版会、角川源義賞受賞)、『明治国家の終焉』(ちくま学芸文庫)、『近代日本の出発』(新人物文庫)、『自由と平等の昭和史』(講談社選書メチエ)、『近代日本政治史』(岩波書店)、『明治デモクラシー』(岩波新書)、『明治憲法体制の確立』(東京大学出版会)など多数。

この本の内容

この国が最も激しく揺れ動いた一八五七(安政四)年から一九三七(昭和一二)年までの八〇年間。近代日本の劇的な歩みを、「改革」「革命」「建設」「運用」「再編」「危機」という六つの時代に区分し、通観する―。はたして日本の近代とは何だったのか。わずか数十年の間にめざましい「近代化」を実現しながら、やがて「崩壊」へと突き進まざるをえなかった根本原因はどこにあるのか。史料を精緻に読み解くことで、図式的な理解を超えて、近代史をダイナミックに捉えなおす。

この本の目次

第1章 改革―1857‐1863
第2章 革命―1863‐1871
第3章 建設―1871‐1880
第4章 運用―1880‐1893
第5章 再編―1894‐1924
第6章 危機―1925‐1937

読者の感想

2012.4.30 政治塾

坂野さんの著作にはほとんど目を通していますが,事実に基づき,イデオロギーに曇らない解釈をされる内容にはいつも刺激を受けます。また文章にも情熱を感じられるのも,政治が生きた人間を扱う学問だけに,共感を呼ぶのだと思います。今,派手な勇ましい発言の首長らが「政治塾」を立ち上げることが流行っていますが,まず「日本近代史
」ほか坂野さんの著作を読むべきだと思います。

2012.3.16 ぐっちゃん

朝刊の広告を見て少し興奮しました。日本史の中で、最もダイナミックな時代を切取り1冊の書物になっている。実は数年前から、幕末から太平洋戦争終結までの日本史を通読してみたいと考えていた。従来の日本史通史では、幕末と明治維新が一刀両断されていて、通底するものが途絶えていた。明日早速本書を買って読んでみようと思う。ただ、惜しむらくは、私が想定していたのは、この日本史の中の100年を、できれば、10冊本のシリーズぐらいで、読んでみたいと考えていたことである。明日の楽しみができました。

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