日本人の身体

安田 登

私たちはどういう身体観を
持っていたのか

本来おおざっぱで曖昧であったがゆえに、他人や自然と共鳴できていた日本人の身体観を、古今東西の文献を検証しつつ振り返り、現代の窮屈な身体観から解き放つ。

日本人の身体
  • シリーズ:ちくま新書
  • 定価:本体820円+税
  • Cコード:0212
  • 整理番号:1087
  • 刊行日: 2014/09/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-06794-4
  • JANコード:9784480067944
安田 登
安田 登

ヤスダ ノボル

1956年生まれ。能楽師、公認ロルファー(米国のボディワーク、ロルフィングの専門家)。主な著書に『身体能力を高める「和の所作」』(ちくま文庫)、『疲れない体をつくる「和」の身体作法』『能に学ぶ「和」の呼吸法』(以上、祥伝社)、『身体感覚で『論語』を読みなおす。』『10のキーワードで味わう『論語』智恵を読み解く古代文字』(春秋社)など。

この本の内容

「膝」と言えば、ピンポイントの膝頭ではなく太ももの前側全体を指し、「肩」と言えば、肩峰のみならず、首肩まわりの「界隈」を指す…おおざっぱであり曖昧であり、細かいことは気にしなかったはずの日本人の身体観。ところが、現代の身体に関する志向性はこれに逆行している。人間同士の境界も環境との境界も曖昧であったがゆえに、他人や自然と共鳴できていた日本人の身体観を、古今東西の文献や文学、また能の詞章を検証しつつ振り返ることで、「カラダ」と「ココロ」に分裂し、内向きになっている現代の身体観を、打開する端緒としたい。

この本の目次

第1章 「身」と「からだ」(欠落した身体
はだか ほか)
第2章 曖昧な身体(主客の境が溶けるとき
時間の境も曖昧に ほか)
第3章 溢れ出る身体(溢れ出す身体
情緒 ほか)
第4章 ため息と内臓(環境と直接つながりたいという欲求
『古事記』に見る欲求の変化 ほか)

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