世界の混乱
二十一世紀は崩壊の徴候とともに始まった。国際関係、経済、環境の危機に対して、絶望するのではなく、緊急性をもって臨むことを説いた警世の書。
国際関係、経済・金融、自然環境…、21世紀はそれらが崩壊する徴候とともに始まった。人々の協調を困難にする精神風土のなか、われわれは獲得した知識と理想をどのように受け継いでいけばよいのか。文化は生存を可能にする知的で道徳的な道具を提供できるのか。方位磁針はない。だが、解決策を見つけなければ、人類が乗り合わせた筏は沈む運命にある。アラブ諸国がたどってきた歴史、移民への対応に取り組む現代ヨーロッパの経験、超大国アメリカの役割を見据えつつ、著者は、われわれが今なすべき使命を説く。絶望ではなく、緊急性を訴えた警世の書。文庫オリジナル。
1 いつわりの勝利
2 さまよえる正統性
3 想像力による確信
エピローグ 長過ぎた前史
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