大江戸歌舞伎はこんなもの

橋本 治

著者が三十年間惚れ続けている大江戸歌舞伎。粋でイナセでスタイリッシュ!! 今では誰も見たことのない大江戸歌舞伎。一体どんな舞台だったのか?

大江戸歌舞伎はこんなもの
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 946円(税込)
  • Cコード:0174
  • 整理番号:は-6-12
  • 刊行日: 2006/01/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:272
  • ISBN:978-4-480-42179-1
  • JANコード:9784480421791
橋本 治
橋本 治

ハシモト オサム

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。

この本の内容

著者が30年間惚れ続けている大江戸歌舞伎。誰も見たことのない100年以上前の歌舞伎とはどんなものだったのか?歌舞伎の定式、専門用語とは?“時代”と“世話”とは?顔見世狂言とは?などなど、江戸の歌舞伎の構造を徹底解説。人気狂言『兵根元曽我』はなぜ何ヶ月も何ヶ月もロングランしたのか??粋でイナセでスタイリッシュな江戸歌舞伎の世界へようこそ。

この本の目次

歌舞伎の定式
江戸歌舞伎の専門用語
江戸歌舞伎と曽我兄弟
東と西と
江戸の時制―時代世話
歌舞伎の時代錯誤と時代世話
顔見世狂言とは何か
顔見世狂言の定式
江戸歌舞伎と“世界”
江戸歌舞伎の反逆者達
江戸のウーマンリブ
江戸の予定調和

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可