愛の矢車草 橋本治短篇小説コレクション

橋本 治

世の中にはいろんな愛があふれてる。女子大生、パンティ泥棒、レズのトラック運転手……橋本治が昭和から平成にかけて描いた「愛」の形。

愛の矢車草 橋本治短篇小説コレクション
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 770円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:は-6-13
  • 刊行日: 2006/02/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:304
  • ISBN:4-480-42191-2
  • JANコード:9784480421913
橋本 治
橋本 治

ハシモト オサム

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。

この本の内容

世の中にはいろんな「ヘンな愛」があふれている―予備校生の隠れた生態を目撃した女子大生たち、改悛の情いささかもないパンティ泥棒の言い分、レスビアンのトラック運転手と恋に走ったフツーの主婦、気がついたら一児の父になっていた小学生…鬼才橋本治が昭和の終わりから平成にかけて書きつづった「ヘンな」愛の短篇コレクション第一弾。

この本の目次

愛の陽溜り
愛の狩人
愛の牡丹雪
愛の矢車草

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