私小説 from left to right

水村 美苗

『日本語が亡びるとき』はこの小説を読んではじめてほんとうに理解できる

12歳で渡米し滞在20年目を迎えた「美苗」。アメリカにも溶け込めず、今の日本にも違和感を覚え…。本邦初の横書きバイリンガル小説。

私小説 from left to right
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 定価:本体980円+税
  • Cコード:0193
  • 整理番号:み-25-1
  • 刊行日: 2009/03/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:464
  • ISBN:978-4-480-42585-0
  • JANコード:9784480425850
水村 美苗
水村 美苗

ミズムラ ミナエ

東京生まれ。12歳で渡米。イェール大学卒、仏文専攻。同大学院修了後、帰国。のち、プリンストン大学などで日本近代文学を教える。1990年『續明暗』を刊行し芸術選奨新人賞、95年に『私小説 from left to right』で野間文芸新人賞、2002年『本格小説』で読売文学賞、08年『日本語が亡びるとき――英語の世紀の中で』で小林秀雄賞、12年『母の遺産――新聞小説』で大佛次郎賞を受賞。その他の作品に『日本語で書くということ』『日本語で読むということ』、辻邦生氏との往復書簡『手紙、栞を添えて』がある。

この本の内容

「美苗」は12歳で渡米し滞在20年目を迎えた大学院生。アメリカに溶け込めず、漱石や一葉など日本近代文学を読み耽りつつ育ったが、現代の日本にも違和感を覚え帰国をためらい続けてきた。雪のある日、ニューヨークの片隅で生きる彫刻家の姉と、英語・日本語まじりの長電話が始まる。異国に生きる姉妹の孤独を通じて浮き彫りになるものとは…。本邦初、横書きbilingual小説の試み。

読者の感想

2009.8.21 lomdon_bitter

私は、ロンドンに住んでおり二人の娘がいます。時代、場所、環境が貴小説とは違い、特に、我が家が全く散文的という点で相違していますが、それでも、娘たちが日本はいいよねという時の気持ちが、少しは理解できたような気がします。当分滞在予定のため、20年後はどうなるのだろうという気もしています。

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