教えたくなる名短篇
人生の悲哀がつまった話から、先の読めない衝撃の話まで
宮部みゆきを驚嘆させた、時代に埋もれた名作家・長谷川修の世界とは? 人生の悲喜こもごもが詰まった珠玉の13作。北村・宮部の解説対談付き。
日本屈指の本の目利き二人が、思わず教えたくなるような珠玉の短篇を持ち寄ったアンソロジー。人生の悲喜こもごもがつまった13作を収録。
青い手紙(アルバート・ペイスン・ターヒューン)
人間でないことがばれて出て行く女の置き手紙(蜂飼耳)
親しくしていただいている編集者に宛てた、借金申し込みの手紙(角田光代)
手紙嫌い(若竹七海)
カルタ遊び(アントン・パヴロヴィチ・チェーホフ)
すごろく将棋の勝負(プロスペル・メリメ)
ほんもの(ヘンリー・ジェイムズ)
荒涼のベンチ(ヘンリー・ジェイムズ)
蛇踊り(コーリー・フォード)
焼かれた魚(小熊秀雄)
音もなく降る雪、秘密の雪(コンラッド・エイケン)
舞踏会の手帖(長谷川修)
ささやかな平家物語(長谷川修)
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