詩歌の待ち伏せ

北村 薫

“本の達人”による日本語への愛と折々に出会った詩歌との出会いが生んだ名エッセイ。これまでに刊行されていた3冊を合本した決定版。解説 佐藤夕子

詩歌の待ち伏せ
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,320円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:き-24-9
  • 刊行日: 2020/07/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:592
  • ISBN:978-4-480-43680-1
  • JANコード:9784480436801
北村 薫
北村 薫

キタムラ カオル

1949年埼玉県生まれ。作家・アンソロジスト。早稲田大学ではミステリクラブに所属。高校の国語教師のかたわら、89年「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の?』で日本推理作家協会賞受賞。『秋の花』などの”円紫さんと私”シリーズ、『覆面作家は二人いる』シリーズなど著書多数。”ベッキーさんシリーズ”の『鷺と雪』で2009年直木賞受賞。読書家、本格推理ファンとして、評論、アンソロジーにも腕をふるっている。

この本の内容

本の達人・北村薫が古今東西、有名無名を問わず、日々の生活の中で出会った詩歌について語るエッセイ集。作品、作家への愛着や思いがけない出会いが、鋭敏な感性や深い想像力とともに丁寧に穏やかに語られるとき“詩歌”の世界の奥深さと溢れる愛情を感じずにはいられない。これまで分冊で刊行されてきたものを1冊に合本し、“決定版”としてよみがえる。

この本の目次

「集団」アンドラージ
「師よ 萩原朔太郎」三好達治
「佛頭光」「ある朝の」石川啄木
「じ」松田豊子
「不運つづく」「醫師は」塚本邦雄
「じりじりと」佐佐木幸綱
「サキサキと」佐佐木幸綱
「胸に抱く」舘岡幸子
「山国の」望月紫晃
「悲しみ」石垣りん〔ほか〕

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