筑摩書房考えるヒト / 養老孟司著

考えるヒト

養老孟司著

「唯脳論」をより平易に解き明かした入門書、待望の文庫化

意識の本質とは何か。私たちはそれを知ることができるのか。脳と心の関係を探り、無意識に目を向ける。自分の頭で考えるための入門書。解説　玄侑宗久

シリーズ:ちくま文庫
726円(税込)
Cコード:0147
整理番号:よ-6-8
刊行日: 2015/10/07
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります
判型:文庫判
ページ数:224
ISBN:978-4-480-43300-8
JANコード:9784480433008

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著者について

養老孟司

ヨウロウタケシ

1937年神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士（解剖学）。『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。『バカの壁』（新潮社）で毎日出版文化賞特別賞受賞。同書は450万部を超えるベストセラー。対談、共著、講演録を含め、著書は200冊近い。近著に『養老先生、病院へ行く』『養老先生、再び病院へ行く』（中川恵一共著、エクスナレッジ）『〈自分〉を知りたい君たちへ読書の壁』（毎日新聞出版）、『ものがわかるということ』（祥伝社）など。

ヒトの見方

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２１世紀はしばしば「脳の世紀」と呼ばれる。実際、急速に進展した脳科学が、ヒトの認識と行動を脳の観点から次々に解明している。しかしそれによって私たちは、ヒトとは何か、それがわかるのだろうか。脳と心、意識の関係を探り、無意識に目を向ける。「意識の科学」が緒に就いた９０年代、若い読者に向けて書かれた「自分の頭で考える」ための入門書、待望の文庫化。