摩滅の賦

四方田 犬彦

何百年も人々が撫で擦り続けたために輪郭しか留めていないレリーフ、参詣人に触れられ黒光りする仏像、波に侵食された岩……摩滅をめぐる13のエッセイ。

摩滅の賦
  • シリーズ:単行本
  • 3,080円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2003/10/23
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:A5判
  • ページ数:192
  • ISBN:4-480-81454-X
  • JANコード:9784480814548
四方田 犬彦
四方田 犬彦

ヨモタ イヌヒコ

四方田 犬彦(よもた・いぬひこ):1953年生まれ。批評家・エッセイスト・詩人。著作に『見ることの塩』(河出文庫)、翻訳に『パゾリーニ詩集』(みすず書房)がある。

この本の内容

何百年も人々が撫で擦り続けたために輪郭しか留めていないレリーフ、参詣人に触れられ黒光りする仏像、波に浸食された岩、口の中のドロップ…摩滅をめぐる13のエッセイ。

この本の目次

摩滅の賦
痕跡のマリア
水辺と仏陀
オパールの盲目
歯とビンズル
廃棄された王都
口のなかのドロップ
臼の由来
砥石の教え
無常からトマソンへ
うっすらさ、について
人生の乞食
時の崇高

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