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筑摩書房創業80周年記念出版

ちくま新書 新シリーズ、ついに始動

世界哲学史

知の根源はここにある──

20年1月から20年8月まで毎月1冊刊行(全8巻) 責任編集/伊藤邦武・山内志朗・中島隆博・納富信留

推薦のことば

途方もない試みである。挑戦である。

哲学を「西洋哲学史」の枠から解き放つこと。哲学がそもそも《越境》の武器であったことを考えてみれば、遅すぎたくらいだ。けれどもこの作業に取り組むにはこれまた法外な知的センスと労力が要る。尊敬と緊張とをもって注視しつづけたい。

── 鷲田清一

現在の世界のキーワードは、民主主義とAIに象徴される技術の進歩の2つだと思う。このどちらも、社会を分断化するベクトルを内包している。だからこそ、世界を「丸ごと把握しよう」とする哲学の重要性が再認識されているのではないか。

とても時宜を得た待望の企画である。

── 出口治明

刊行のことば

本シリーズは、古代から現代までを8巻で俯瞰し、時代を特徴づける主題から諸伝統を同時代的に見ていきます。

世界で展開された哲学の伝統や活動を通時的に見る時、現在私たちがどこに立っているか、

将来どうあるべきかのヒントが得られるはずです。

人類の知の営みを新たな視野から再構築すること、それが「世界哲学史」の試みです。

1巻(古代I)

知恵から愛知へ

  • 世界哲学史に向けて

    納富信留

  • 1

    哲学の誕生をめぐって

    納富信留

  • 2

    古代西アジアにおける世界と魂

    柴田大輔

  • 3

    旧約聖書とユダヤ教における世界と魂

    髙井啓介

  • 4

    中国の諸子百家における世界と魂

    中島隆博

  • 5

    古代インドにおける世界と魂

    赤松明彦

  • 6

    古代ギリシアの詩から哲学へ

    松浦和也

  • 7

    ソクラテスとギリシア文化

    栗原裕次

  • 8

    プラトンとアリストテレス

    稲村一隆

  • 9

    ヘレニズムの哲学

    荻原 理

  • 10

    ギリシアとインドの出会いと交流

    金澤 修

2巻(古代Ⅱ)

世界哲学の成立と展開

  • 哲学の世界化と制度・伝統

    納富信留

  • ローマに入った哲学

    近藤智彦

  • キリスト教の成立

    戸田 聡

  • 大乗仏教の成立

    下田正弘

  • 古典中国の成立

    渡邉義浩

  • 仏教と儒教の論争

    中島隆博

  • ゾロアスター教とマニ教

    青木 健

  • プラトン主義の伝統

    西村洋平

  • 東方教父の伝統

    土橋茂樹

  • 10

    ラテン教父とアウグスティヌス

    出村和彦

3巻(中世Ⅰ)

超越と普遍に向けて

  • 超越と普遍への知

    山内志朗

  • 東方神学の系譜

    袴田 玲

  • 教父哲学と修道院

    山崎裕子

  • 言語と存在

    永嶋哲也

  • 自由学芸と文法学

    関沢和泉

  • イスラームにおける正統と異端

    菊地達也

  • ギリシア哲学の伝統と継承

    周藤多紀

  • 仏教・道教・儒教

    志野好伸

  • インドの形而上学

    片岡 啓

  • 10

    日本密教の世界観

    阿部龍一

4巻(中世Ⅱ)

個人の覚醒

  • 都市の成長と個人の覚醒

    山内志朗

  • トマス・アクィナスと托鉢修道会

    山口雅広

  • 存在と本質

    本間裕之

  • アラビア哲学とイスラーム

    小村優太

  • 情念と倫理

    松根伸治

  • 中世の認識論

    藤本 温

  • 中世哲学の総括としての唯名論

    辻内宣博

  • 朱子学

    垣内景子

  • 鎌倉時代の仏教

    蓑輪顕量

  • 10

    中世ユダヤ哲学

    志田雅宏

5巻(中世Ⅲ)

バロックの哲学

  • 中世から近世へ

    山内志朗

  • 神秘主義

    渡辺 優

  • 経済と倫理

    山内志朗

  • 近世スコラ哲学

    アダム・タカハシ

  • イエズス会とキリシタン

    新居洋子

  • 神学と哲学

    大西克智

  • 科学論と方法論

    池田真治

  • 朝鮮思想と日本

    小倉紀蔵

  • 明時代の中国哲学

    中島隆博

  • 10

    朱子学と反朱子学

    藍 弘岳

6巻(近代Ⅰ)

啓蒙と人間感情論

  • 啓蒙の光と影

    伊藤邦武

  • さまざまな道徳感情論

    柘植尚則

  • 社会契約というロジック

    西村正秀

  • 啓蒙から革命へ

    王寺賢太

  • 啓蒙と宗教

    山口雅広

  • 植民地独立思想

    西川秀和

  • 批判哲学の企て

    長田蔵人

  • イスラームの啓蒙思想

    岡崎弘樹

  • 中国における感情の哲学

    石井 剛

  • 10

    江戸時代の「情」の思想

    高山大毅

7巻(近代Ⅱ)

自由と歴史的発展

  • 理性と自由

    伊藤邦武

  • ドイツの国家意識

    中川明才

  • 西洋批判の哲学

    竹内綱史

  • 資本主義経済の批判

    佐々木隆治

  • 進化論と功利主義の道徳論

    神崎宣次

  • 数学と論理学の革命

    原田雅樹

  • 「新世界」という自己意識

    小川仁志

  • スピリチュアリスムの変遷

    三宅岳史

  • インドの近代思想

    冨澤かな

  • 10

    「文明」と近代日本

    苅部 直

8巻(現代)

グローバル時代の知

  • 分析哲学の興亡

    一ノ瀬正樹

  • ヨーロッパの自意識と不安

    檜垣立哉

  • ポストモダン

    千葉雅也

  • ジェンダー

    清水晶子

  • 哲学と批評

    安藤礼二

  • イスラーム

    中田 考

  • 中国の現代哲学

    王 前

  • 日本の哲学の連続性

    上原麻有子

  • アジアの中の日本

    朝倉友海

  • 10

    アフリカ哲学

    河野哲也

  • 総論

    伊藤邦武

執筆者

  • 青木 健(静岡文化芸術大学教授)

  • 赤松明彦(京都大学教授)

  • 小倉紀蔵(京都大学教授)

  • 苅部 直(東京大学教授)

  • 小池寿子(國學院大學教授)

  • 佐々木隆治(立教大学准教授)

  • 佐藤 優(作家・元外務省主任分析官)

  • 千葉雅也(立命館大学准教授)

  • 橋爪大三郎(東京工業大学名誉教授)

  • 檜垣立哉(大阪大学教授)

  • ほか

世界哲学史1

── 古代I 知恵から愛知へ

人類は文明の始まりに世界と魂をどう考えたのか。
古代オリエント、旧約聖書世界、 ギリシアから、
中国、インドまで、世界哲学が
立ち現れた場に多角的に迫る。

定価:本体940円+税 ISBN: 978-4-480-07291-7

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筑摩書房創業80周年記念出版 ちくま新書 新シリーズ、ついに始動 世界哲学史

世界哲学史2

── 古代Ⅱ 世界哲学の成立と展開

キリスト教、仏教、儒教、ゾロアスター教、マニ教などの
宗教的思考について哲学史の観点から領域横断的に検討。
「善悪と超越」をテーマに、宗教的思索の起源に迫る。

定価:本体880円+税 ISBN: 978-4-480-07292-4

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世界哲学史2 ――古代Ⅱ 世界哲学の成立と展開

刊行予定

  • 世界哲学史3──中世Ⅰ

    超越と普遍に向けて

    2020年3月刊行

  • 世界哲学史4──中世Ⅱ

    個人の覚醒

    2020年4月刊行

  • 世界哲学史5──中世Ⅲ

    バロックの哲学

    2020年5月刊行

  • 世界哲学史6──近代Ⅰ

    啓蒙と人間感情論

    2020年6月刊行

  • 世界哲学史7──近代Ⅱ

    自由と歴史的発展

    2020年7月刊行

  • 世界哲学史8──現代

    グローバル時代の知

    2020年8月刊行

※変更になる場合がございます

  • 世界哲学史3
  • 世界哲学史4
  • 世界哲学史5
  • 世界哲学史6
  • 世界哲学史7
  • 世界哲学史8