アンナ・カヴァン アンナ・カヴァン
イギリスの作家。1901年、フランスのカンヌ生まれ。ヘレン・ファーガソン名義で長篇数作を発表後、『アサイラム・ピース』(40)からアンナ・カヴァンと改名。不安定な精神状態を抱え、ヘロインを常用しながら、不穏な緊迫感に満ちた先鋭的作品を書き続ける。世界の終末を描いた傑作『氷』(67)で注目を集めたが、翌68年に死去。
アンナ・カヴァン 著 山田 和子 翻訳
出口なしの閉塞感と絶対の孤独、謎と不条理に満ちた世界を先鋭的スタイルで描き、作家アンナ・カヴァンの誕生を告げた最初の傑作。解説 皆川博子
ちくま文庫 文庫判 240頁 刊行日 2019/07/09 ISBN 978-4-480-43603-0JANコード 9784480436030
定価:本体860 円+税
在庫 ○
氷が全世界を覆いつくそうとしていた。私は少女の行方を必死に探し求める。恐ろしくも美しい終末のヴィジョンで読者を魅了した伝説的名作。
ちくま文庫 文庫判 288頁 刊行日 2015/03/10 ISBN 978-4-480-43250-6JANコード 9784480432506
定価:本体900 円+税
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