筑摩叢書321 アジアの戦争 日中戦争の記録 ─日中戦争の記録

エドガー・スノー

満州帝国建国をなしとげた関東軍はその触手をさらに中国奥地・辺境・内蒙古へと延ばし、いよいよ本格的全面戦争の様相を呈し始め、ついに上海事変、南京事変へ。

筑摩叢書321 アジアの戦争 日中戦争の記録 ─日中戦争の記録
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 2,424円(税込)
  • Cコード:0022
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1988/01/22
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:432
  • ISBN:4-480-01321-0
  • JANコード:9784480013217

この本の内容

昭和12年7月7日、中国・北京郊外蘆溝橋で武力衝突した日中両国はついに最悪の事態をむかえ、全面戦争の様相を呈した。戦火は各地に飛火し、拡大の1歩をたどる。史上悪名高い南京虐殺事件・第2次上海戦の戦闘をヴィヴィッドに伝える目撃者ならではの迫真のドキュメント。

この本の目次

第1部 さらば北京(逃亡者
紳士にして悪漢
7・7事件
北部戦線)
第2部 再度の上海戦(防衛に関する覚え書
ある戦闘の記録
神よりも偉大な)
第3部 日本は「共産主義を撲滅する」(殺人教育
戦火の跡を追って
工業合作社の誕生)
第4部 南方戦線(政界余録
「見失われた」紅軍
人民の軍隊)
第5部 竜は自らその傷を癒やす(自由中国の基礎
中国軍主力
中国の同盟者となった日本人)
第6部 中国「工業合作社戦線」(或る計画の果しなき冒険
国民党と官僚
成都への道
新中国の開拓者)
第7部 再び西北へ(中国に逆巻く潮
雨の旅
女戦士の大学)
第8部 赤はいかに赤いか(赤い予言者
中国共産党とソ連の戦略
新疆はトルキスタンの赤い星か?)
第9部 日本軍戦線の背後で(ゲリラ工業
ゲリラ戦の能率)
第10部 帝国主義か民主主義か(自由中国への希望
日本の勝算
神国の破壊せんとするもの
アメリカの前途)

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