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筑摩選書

芭蕉の風雅

——あるいは虚と実について

芭蕉の真骨頂は歌仙の捌きにこそある。芭蕉にとって歌仙とは、現実の世界から飛翔し風雅の世界にあそぶことであった。「七部集」を読みなおし、蕉風の核心に迫る。

定価

1,650

(10%税込)
ISBN

978-4-480-01627-0

Cコード

0392

整理番号

0121

2015/10/13

判型

四六判

ページ数

240

解説

内容紹介

古池の一句で蕉風を揺るぎないものとし、「おくのほそ道」において「かるみ」という人生観に至った芭蕉はその後、さらに高く飛翔して風雅の世界に遊ぶ。芭蕉にとって風雅とは、いかなる境地であったのか。みずからの真骨頂と自負した蕉門歌仙を深くたずね、「虚に居て実をおこなふ」芭蕉の核心に迫る。

著作者プロフィール

長谷川櫂

( はせがわ・かい )

1954年熊本生まれ。俳人。朝日新聞俳壇選者、インターネット歳時記「きごさい」代表、神奈川近代文学館副館長、俳句結社「古志」前主宰。句集に長谷川 櫂(はせがわ・かい):『太陽の門』『震災歌集 震災句集』(青磁社)、『長谷川櫂自選五〇〇句』(朔出版)、その他の著作に『俳句的生活』(中公新書)、『四季のうた』『古池に蛙は飛びこんだか』(中公文庫)、『俳句と人間』(岩波新書)、『和の思想──日本人の創造力』(岩波現代文庫)、『芭蕉の風雅』『俳句の誕生』(筑摩書房)などがある。『俳句の宇宙』でサントリー学芸賞(1990)、句集『虚空』で読売文学賞(2003)を受賞。

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