妖精族のむすめ

ロード・ダンセイニ 著 , 荒俣 宏 翻訳

神が野獣に変身し、瀕死の魂がオアシスを求めてさまよい、都市は突然発狂する――虹色の幻想世界を描き出すダンセイニの短篇集。
【解説: 荒俣宏 】

妖精族のむすめ
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 968円(税込)
  • Cコード:0197
  • 整理番号:た-4-1
  • 刊行日: 1987/07/28
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:384
  • ISBN:4-480-02151-5
  • JANコード:9784480021519
荒俣 宏
荒俣 宏

アラマタ ヒロシ

1947年、東京生れ。武蔵野美術大学客員教授。主著に『世界大博物図鑑』『理科系の文学誌』『奇想の20世紀』等多数。

この本の内容

ダンセイニの幻想小説が描き出す世界は、永遠が瞬時よりはかなく過ぎ去り、神々が野獣に変身し、瀕死の魂が神秘というオアシスを求めてさまよい、繁栄をきわめた都市は突然発狂する。華麗で倦怠感に充ちた虹色の幻想世界へと誘う、短篇小説20余編を収める。S・H・シームの神秘的な挿画を付す。

この本の目次

妖精族のむすめ
サクノスを除いては破るあたわぬ堅砦
ケンタウロスの花嫁
老門番の話
女王の涙をもとめて
サルニダクの慈悲
3人の文士にふりかかった有り得べき冒険
バブルクンドの崩壊
アンデルスプラッツの狂気
海を望む峰ポルターニイズ
ベツムーラ
ギベリンの宝蔵
宝石屋サンゴブリンドの平穏ならざる物語とかれにくだされた運命
かれはいかにして予言の告げたごとく有り得べからざる都市に至ったか
赤道の話
オットフォードの郵便夫
エメラドの袋
追剥
ヴェレランの剣
カルカッソンヌ
51話集

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