松谷みよ子
( まつたに・みよこ )1926年東京に生まれる。作家。「びわの実学校」同人。坪田譲治に師事。『龍の子太郎』で国際アンデルセン賞優良賞受賞。『ちいさいモモちゃん』で野間児童文芸賞を受賞。『あの世からの火』(小学館文学賞)、『現代の民話』『松谷みよ子の本』(全10巻 巌谷小波賞)『あの世からのことづて』他著書多数。松谷みよ子民話研究室主宰。
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川を渡りかけ、あるいは花野に出…あの世とこの世の境で引き返した人の話、自分の死を告げに来た人の話、火の玉の案内で命拾いした人の話など62篇。現代にふつふつと生まれ続ける民話を追いかけて全国を歩く著者が身近に聞いた世にも不思議な話を収める。
死者からの知らせ
吹雪の夜ばなし
ヘチマ模様の浴衣の女
湯をもらいにくる
故郷へ帰る死者
寺へいく死者
洗濯屋のお婆さん
ああ、らくらくした〔ほか〕
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