おかあちゃんは二人いらない

新しい母がどうしても必要だ、と思う父親。子供達は中学生と高校生、むずかしい年頃だ。父親の再婚で家族の絆はどう変わるのだろうか。

おかあちゃんは二人いらない
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 416円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:え-3-1
  • 刊行日: 1989/01/31
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-02292-9
  • JANコード:9784480022929

この本の内容

下ツ端役者だった頃、貧乏のドン底を明るく支えた「おかあちゃん」は、やっと生活が楽になり、これからという矢先、二人の子どもを残して逝ってしまう。中学生と高校生といったむずかしい年頃の子どもたちのためにも新しい母が必要だと思う父親。「おかあちゃん」の闘病生活中、親切だった献身的な看護婦さんとの再婚を決意する父親に子どもたちは意外な応えを示す。親の知らぬ間に子どもたちは成長していた。父親の再婚で猫八ファミリーの家族の絆はどう変わるのだろうか…。

この本の目次

ふつつかな親父ではありますが
俺は主夫だった
ウグイスマメが出来るまで
『お笑い三人組』
お葬式
おかあちゃんとの約束
ふさわしい女
イングリッシュ　スモール
初代猫八の三十三回忌
おかあちゃんは二人いらない〔ほか〕

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