ちくま文庫

新版 思考の整理学
外山滋比古
著
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855
円978-4-480-02294-3
0136
-1-4
1989/02/28
文庫判
560
頁合理化と叛乱の60年代後半から現在まで、日本各地に労働者をたずね、その抵抗の実像と息吹きを伝えつづけてきたルポライターの足跡。―労働者たちの肉声が聴こえ、《企業王国・日本》の構造が視えてくる1000枚のドキュメント。
1 労働者のいる現場(夜間警備員の独白―広瀬茂
カドミ中毒工場―東邦亜鉛・安中
六価クロム工場からの声―日本化学工業
ガン工場―新日本製鉄・八播
川崎・鬱屈の女工たち
暗鬱のトランジスタ帝国―ソニー ほか)
2 労働者たちの闘い(公然とした抵抗―日産ディーゼルの嘉山将夫
“消された都電”と地下鉄無人化
反公害スト―ゼネラル石油精製・川崎
職場闘争の陣型―本山製作所
反合理化闘争―三菱重工業長崎造船所
反職制闘争―住友重機械・浦賀
日本主義労働運動の牙城―石川島播磨重工業
踏絵と暴力支配に抗して―日野自動車工業
自主生産闘争をつづけるパラマウント製靴の労働者 ほか)
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